2度目のペルー(3) / 世界で2番めに高い鉄道 アンデス中央鉄道(後編)

アンデスの山超えはなお続く。
11時過ぎに谷底の信号場にて停車。その間に重連の機関車が力強く牽引する貨物列車とすれ違う。アンデス中央鉄道の主役はこちら。


貨物列車を見送ったあとで出発進行。すぐにトンネルに入り、トンネル内で大きく右に旋回しながら高さを稼ぐ。トンネルを抜けると先ほどの信号場が眼下に見える。もう一度大きく左に旋回し、次の集落へと向かっていく。
 

11時40分、マトゥカナ(Matucana)駅に運転停車。このあたりで標高2400m。停車中に展望車ではアンデスの音楽に合わせてダンスのパフォーマンスが始まる。


列車は再び峡谷へと向かう。30分弱進んだところで両側の山肌がぐっと迫り、三段スイッチバックで登っていく。


また次の集落が見えてきた。と思ったらまたしてもスイッチバックで方向転換。展望車からは目の前で職員がポイントを切り替えるのが見える。


そして、真横を通った集落が眼下に見えるようになる。


午後2時前になって昼食がサービスされる。シンプルな野菜の石焼き、トウモロコシにジャガイモはアンデスの国々では必ずお世話になる食材だ。もう標高は3000mを超えているとあって、飲み物は高山病に効くと言われるコカ茶、これぞアンデスの味。(残念ながら土産に持ち帰ることはできません)


前日は予定外の夜行のフライトであまり眠れなかった。その影響がここで来て食事の後は1時間ほどうとうと眠ってしまう。いつの間にか列車が停まり客がざわついているので起きる。ここがアンデス中央鉄道の最高点の駅で、青蔵鉄道の開通で世界で2番となったが、「外に出られる」駅としては標高世界一である。
駅には標高が15681フィート(4780m)との看板が。ここまで来るとかなり寒いし、空気も薄いので少々頭が痛い。


周囲は荒涼とした大地が広がる。しばらく散歩の時間を与えられたが、駅の近辺を少々歩くに留める。
 

峠を超えた列車は下りにかかる。登りの景色とは異なり山肌がなだらかだ。


ある程度降りたところで川沿いの路線となる。このあたりで午後5時。外がだんだんと暗くなるのも手伝って、うとうと眠ってしまう。


夜8時近くとなり、ようやく街の明かりが見えてきた。交通量の多い道路に沿って走り、ようやく終点のワンカヨ(Huancayo)に到着。この後でホテルを探したのだが、この日は土曜日。週末旅行の観光客が多いらしく満室で断られ続け、4軒目でようやく空室を見つけたのだった。


[訪問:2018年5月]

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