賭けてイスタンブール

中南米派を自認する私ではあるが、年末年始は太平洋超えの航空券が異常に高額で断念。それでもどこかへと探せば年明けの出発ならカタール航空のトルコ往復が税込みで10万円で釣りが出る、行きはアンカラ、帰りはイスタンブールとして発券。今更ではあるが♪飛んでイスタンブールである。アヤソフィアなど誰もが見物する名所旧跡には勿論行き、それは文明の交差点に相応しく大変に素晴らしいものであった。であればこそ、webに載せるなら誰もが行かないところで、またしても競馬場である。

トルコは誰もが知る通りイスラム圏であるが、近代競馬を催行しイスタンブール・アンカラ・イズミール等各所に競馬場がある。しかも、湾岸諸国のような「競馬はやるがイスラム教の戒律に則り馬券は売らない」なんて詭弁じみた理屈とは一線を画し、堂々と勝馬投票券を売っている。開催日・開催地やプログラム等はジョッキークラブのサイトから確認できるので旅打ち計画には大いに参考になる。サイトの上部には国父アタチュルクの金言を載せているのはトルコらしさ。

イスタンブールにあるのはヴェリエフェンディ競馬場、ビッグレースはここで開催されることが多く、日本でいうなら東京競馬場の位置づけ。
金曜日のナイター競馬にいざ出陣。イスタンブールの中心からはスルタンアフメト地区を通るので観光客にもおなじみトラムT1(路面電車)で西に向かう。道中テオドシウスの城壁(世界遺産)を通過するので明るいうちなら途中下車して見物するのもよい。今に残るコンスタンティノープルの名残りである。


Zeytinburnuの駅で下車し、南側に多数停車する乗り合いバスの行き先にVeliefendiと認めたものに乗れば、競馬場の駐車場の前で降ろしてくれる。入場無料。門をくぐりスタンドに向かう途中でアタチュルクの銅像とすれ違う。


第1レースの出走は18:30で30分おきにレースがあり、最終は第6レースで21:00の出走。少々早めに到着したのでまずは場内を見学。芝が外・ダートが内の右回りコースで、直線は400m強とわりと長めだ。


スタンドの内部はわりと小綺麗だ。客層が男性多数なのは予想通りだが女性もちらほら見かける。飲食店もわりと多く、トルコのEFESビールも飲める。
公式のレーシングプログラムがないので競馬新聞を売店で入手。日本と同様に何種類もあるが全部トルコ語だから情報量が多くても読めない、出走馬・馬番・戦績・持ちタイムが分かる程度のものを購入(2.5TL)。馬券はマークシートを穴場のスタッフに見せて買う形式だが、マークシートがトルコ語で馬券の種類が略記だからどこを塗りつぶせばよいか少々格闘する。単勝がGANYAN、連勝複式がIKILI。


そして、ここは猫の楽園イスタンブール、競馬場内もいるわいるわ。


第1レースはダート1200mの未勝利戦、11頭立てだが1頭出走取消。パドックの気合乗りが良かった2番人気のDARK PHOENIXを狙い単勝10リラでスタート。しかし直線の追い込みが間に合わず先行馬に逃げ切られての2着。第2レースは全くかすらず。第3レースは7頭と少なめなので馬連を狙ったが、パドックでイレ込んで消した馬が一着という有様。


第4レースはダート2000mの条件戦、これも7頭立ての少頭数だがパドックでÖNCÜPINARの一頭に絞る。パドック周回中に近所のモスクから「アッ〜ラ〜〜〜アクバル」とアザーンが聞こえてきたが苦笑いするほかない。単勝を50TLで勝負して見事に的中。一番人気でオッズは2.0倍であったが負けを取り戻す。第5レースは馬連の一方が抜け。最終の第6レースは3頭の馬連ボックスを20TLx3、1着のSALVOは3頭に入れていたが、馬券から外した人気薄が直線で粘り込んで2着を確保、逆に私が買ったのは直線追い込んだが3着。「差せえ」と日本語で叫んだ、ような気がする(苦笑) 結局マイナスとなったが、1レース的中しているから良しとしよう。


[2020年1月訪問]

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