アフリカの西の果てへ(4) / カーボヴェルデではなく カーボベルデ

ダカールを楽しんだ後は、飛行機でカーボベルデへ。

そもそもどうやって行くのか


日本から行くならリスボン経由が便利。TAPポルトガル航空がリスボンからカーボベルデの各島に直行便を出している。アフリカの旧ポルトガル領の国にはTAPは全てフライトがあるが、旧宗主国としての意地だけでなく人の行き来が多いというのもあろう。そのほか、カタール航空+ロイアルエアモロッコだと通しで航空券を買える。

ダカールからは今では何社か飛んでいるが、2018年の秋はGroupe Transairしかなかった。両国の首都を結ぶダカール・プライア間を週4便、片道で140000FCFA(諸税込み)だから3万円弱、2時間弱のフライトにしては結構いい値段である。ホームページからは直接予約もクレジットカード決済もできずメールを出すだけ、空席があればWestern Unionから送金せよと先方からメールが来るが、送金完了の通知を送るとすかさずバウチャーをPDFで送ってくれた。

ダカール→プライア


ダカール新空港は開港間もないので中も外も新しさが目立つ。周囲は建物一つなくトランジットホテルすらないが、郊外の空港の近くにホテルを営業しても採算が取れないような気がする。免税店でCDとお酒を買って、11:40発のプライア行きに搭乗。軽食の機内食が出てきた。


マリンブルーを眼下に2時間のフライト後、首都プライアの空港に到着。この空港、いかなる理由か名称が自国とは全く縁のない「ネルソン・マンデラ空港」なのだが、アフリカの一員で有ることを主張するためだろうか。ビザは入国審査のカウンターで空港で簡単に取得できる(ビザ代25€)。


プライアの街を歩く


タクシーで市街の中心地、プラトー(Plateau)まで行きホテルに投宿。
プラトーのメインストリートは小洒落ていてよい。


まずはプラトーを散策する。旧ポルトガル領なので、緑豊かな公園の横にカトリック教会が鎮座するラテン的な空間がお待ちかね。高い屋根の教会はシンプルな内装で、席に座ってしばらく落ち着く。


教会の近くには大統領府があるが撮影は問題なし。ダカールの大統領府の周辺はかなりピリピリしており記念撮影なんぞ論外という空気だったことを思い出す。近くからは海と港の風景が一望できる。


ちょうど昼過ぎとなったので、昼食を食べに市場へと向かう。プラトーの中心部には2階建ての市場があり、色とりどりの野菜や果物、そいして肉屋に魚屋が軒を連ねる。1階の一角は食堂で地元客で賑わう。大皿に陳列されるおかずを選んだら、米飯に豆を合わせて一皿に盛り付けてくれる。見てくれがラテンアメリカ的であり、ブラジルに居るかのような錯覚を覚える。



独立の闘志であったアミルカル・カブラルの博物館を見学。この地域の近現代史にはあまり詳しくないが、ゆったりとした空気が流れるカーボベルデも独立闘争を経ているという認識を新たにする。


夜となった。音楽で有名なカーボベルデだけあって、プラトーの目抜き通りのレストランではあちこちでライブを提供する。食事は少々高いがビールだけなら200円程度、ビール1杯でライブを楽しむ客も結構いる。ポルトガル語の発音にゆっくりした旋律が加わると、月並みな表現だが「サウダージ」という言葉が似合う。


せっかくここまで来たからと当地で有名なミュージックパブであるQuintal Da Músicaで夕食。遠洋漁業のマグロ漁船がやってくる国まで来たのだ、やはりマグロを食べねばならぬ。音楽も申し分なしで、気持ちが良くて少々うとうとしながら聴いていた。


[訪問:2018年10月]

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